生後4ヶ月
4ヶ月になった、ある日お風呂からでたno-chiの顔を見ると、耳の前側、後ろ側が真っ赤に腫れ上がり、液体があふれ出しました。びっくりして、タオルでふきましたが、拭いても拭いても、どんどんでてきて・・・。no-chiは、かゆそうにもぞもぞしながら、大泣き。
これは大変!と、次の日病院へ。
先生は、『お薬つけていますか?』と一言。
『いいえ。』
先生は、『お母さんがステロイドの副作用を心配して使えない気持ちはわかりますが、まずは皮膚の表面を治してあげないとだめですよ。このままでは、どんどん悪化して、皮膚炎をおこしてしまいます。弱めのステロイドなので大丈夫ですから、必ず塗ってあげてください。』と。
かゆそうに、泣きながら顔をこするno-chi。かきむしらないように赤ちゃん用の手袋をはかせても、上手にひっぱってはずす。小さな爪でガリガリと・・・。no-chiの顔は傷だらけ。
この姿を見て、悩みに悩み、一度薬をつかってみよう。と決意。
その日の夜、お風呂上りに、ステロイドをワセリンで混ぜたものを、顔の一番ひどい部分(耳の前側)を中心に塗ってみた。
次の日、朝起きると、昨日まで真っ赤にただれていたno-chiの顔が真っ白に。
真っ白でツルツル。
『うわぁ~なおった~』と、本当にびっくり!!
ところが、薬をぬらないと、また、ぶつぶつが・・・。
これは、この薬で治ったんじゃない!アトピーを抑え込んでいるだけ。
このままじゃ、表面上きれいになっても、体の中は治らない!
ステロイドに頼らない方法。根本治療するには・・・。いろいろと考えていると。
そうだ!!漢方はどうだろう。
漢方をためしてみようと思い、とにかく色々と、漢方について調べたり・・・。
よさそうな漢方のHPを見つけてさっそくTEL。
ところが漢方はただそれを飲めばいいというものではなく、きちんとno-chi用に調合してくれるお店を探したほうがいい、とのこと。
県内で調合してくれる漢方薬局を探したところ、よさそうなお店を発見。
さっそく予約を取りno-chiを連れて行ってみることに。
優しそうな女性の先生。no-chiの顔や体を丁寧に見ながらカウンセリングしてくれた。
まず、先生に言われたことは、「うんち、ででますか?」
えっ!?「でてません。」
実はno-chi。産まれて2日目から便秘。普通赤ちゃんは、一日5~8回ぐらいウンチをする。なのに、no-chiは2日間もウンチがでない。退院してからも2・3日に一回、ひどいときは10日もでない。小児科の先生にも、相談したけれど、「最近、便秘ぎみの赤ちゃん、増えてます。10日便秘でも、10日後にでるんだったら大丈夫でしょう。心配ありません。」とのこと。便秘が体にいいわけないのに・・・。と疑問をもっていた私。
漢方の先生に思わず「便秘とアトピー、何か関係ありますか?」と。
漢方の先生が言うには、
体の中に溜まった毒素(いらないもの)をウンチとして体の外へ排出できないから皮膚の表面にでているらしい。特にアトピー体質の人は、胃腸虚弱(排出機能が弱い)な人が多いそう。
根本治療=胃腸を強くする。(排出機能を正常にする)
なるほど
no-chiはまず、食べたもの(飲んだもの)を消化・排出する機能を高める為に、胃腸を正常に(強くする)漢方をだしてくれた。それから、no-chiの体の中に溜まった毒素をだすためのお薬。この2種類をno-chiが飲むことに。
そして、今日から一切、ステロイド剤は使わないように!!とのこと。
先生が言うには、ステロイド剤はアトピーを治す薬ではありません。別名、免疫抑制剤といって、皮膚の中に抑えこんでしまうだけのお薬。特に、ワセリンと混ぜて使うと、広範囲にぬってしまうので正常な皮膚細胞まで傷つけてしまいますよ。 とのこと。
勇気がいるけど、とにかく小さいうちに治してあげるほうがいいので頑張って!!と言われた。
そして、次に私。no-chiを母乳で育てていた私。私が食べたものがすべてno-chiに母乳を通じていってしまうので、食事療法をしましょう。とのこと。
私が、口に入れるのを止めたほうがいいといわれたもの。
・乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルトなど) ・香辛料 ・小麦粉(パン・うどん・パスタなど) ・ 卵 ・油物(天ぷらなど)・お酒 ・肉 ・魚 (控えめに)
絶対入れてはいけないわけではないけれど、入れないほうがよいと、いわれました。主に動物性ですね。動物性は血液をにごらすし、胃腸の中にドロドロになって張り付いて、胃腸の働きをさまたげるそう。
先生の話を聞きながら、今日から大好きなパンが・・・。パスタが・・・。
食べられないなんて
・・・。こんなことを思いながらも、no-chiの為なら、頑張るぞ!!
・・・で、先生私は今日から何を食べたらいいのですか??と、聞くと。
とにかく、お野菜!!野菜はいくら食べてもいいので、モリモリ食べてください。とのこと。
特に葉っぱもの(キャベツ・白菜・青梗菜など)が胃腸にいいらしく・・・。
私が便秘する=no-chiが便秘。症状悪化につながる。
ということは、私が健康体にならないとno-chiも治らないのね。お母さん、頑張るわ!no-chiを治してみせるわ!!と決意。
そういうことで、no-chiのお薬2種類・私が飲むお薬・3種類・保湿クリームを買ってかえりました。漢方は高い!というイメージがありましたが、やっぱり高かったです。
さて、この日の晩御飯から、私は別メニュー。なんといっても、ご飯とお味噌汁とお野菜だけですから。
2・3日後・・・。あの日から、ステロイド剤を一切やめたno-chi。顔がだんだん真っ赤に。
昼間起きているあいだも、遊ぶことなく、泣くばかり。手は常に、足や顔をボリボリ・・・。
かゆそう。
さらに、日がたつごとに、どんどん悪化。漢方の先生に、ステロイドを急に止めると皮膚の中から押し出されて、一気にでてくるから、はじめはすごく悪化するけど、負けないで!と言われていたので、これでいいのよ。と信じて頑張る。
no-chiの顔が真っ赤でパンパンに。ほっぺのあたりは皮がない状態で、体液がでで、じゅくじゅくに。気をまぎらわせようと、あやしてみるけど、まったく笑わない。
昼間はずっとグズグズ。かゆいし、いたいのかなあー。
夜、9時ごろに寝かしつける。約1時間後、泣き始めて体中をかきむしる。かきむしって傷ができるとますます悪化するので、かきむしるno-chiの手をにぎって、体中をさすってあげる。朝まで格闘。うっかり油断して私が寝てしまうと、朝めざめた時には、no-chiのパジャマとお布団は血だらけ。
ショック・・・。なんで寝てしまったんだろう・・・。no-chiごめんね。
睡眠時間平均1・2時間のこんな日が毎日続いた。
そのうえ、私は食事療法中で、ご飯と野菜の煮物ばかりで、常におなかはぺこぺこ。
おやつもたべられないので、私は、激ヤセ。ヘトヘト・・・。
だんだん夜がくるのが怖くなって。夜が近づくと、「あ~寝られないって、なんてつらいんだろう。」って。眠い上に一晩中no-chiを抱いて体をさする・・・。つい、グチが・・・。「いつになったらグッスリ寝られる日がくるのかな~こんな生活、いつまで続くの?」 朝が来ると、「あ~やっと朝だ!」暗闇からぬけたような気分になる。でも、昼間は、どんなに眠くても、chikaと遊ぶ。no-chiのことばかりして、chikaはいっぱい我慢してる。 ごめんね。お母さん、もっともっと頑張らなきゃね
2週間後、また漢方の先生のところへ。
今の状況を話すと、先生も、今は我慢のしどころ。がんばって。とのこと。
でも、そういえば、no-chi。3日に一回しかウンチがでなっかたのに、お薬を飲み始めてから、毎日、しかも、一日3回もでてる。
先生は、「ウンチがでればでるほど、良くなりますからね。」と。
寝不足と、食べられないのとでしんどいけど、no-chiのちょっとの変化がとても嬉しい
一番しんどいのは、お母さんじゃなくて、no-chiだもんね。
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